わんコメ連携
前提条件
- わんコメ v5.0以上を使用していること
このプラグインで出来ること¶
- わんコメに字幕データを送信できます
- Protocol V4対応による高度な通信制御
- WebSocket通信の自動復旧機能
使いどころ
- 他のプラグインと併用すると便利に使えます。たとえば、Discordプラグインと連動させれば、Discordから受信したチャットをわんコメに統合表示できます。
- コメントの内容次第で、GPTプラグインに応答させることができます。
有効化¶
- プラグインを使うチェックをONにしてください。
設定¶
設定 | 意味 |
---|---|
ユーザ名 | 処理対象のユーザ名をいれます。名前にこの文字が含まれれば処理されます。 |
API/Platform | 処理対象のプラットフォーム名をいれます。プラットフォーム名にこの文字が含まれれば処理されます。(プラグインなどによって名前は異なります。わんコメの字幕右下に表示されるプラットフォーム名を参考にしてください。) |
転送したら~ | わんコメに表示さえできれば良いケースでチェックします。字幕を転送したら、ゆかコネ側の表示処理は一切中止します |
わんコメ設定 | わんコメに依頼する作業内容を指示します |
!!! Info "わんコメ枠について
わんコメ側での設定を先に行う必要があります。URLを入力していない枠を設定し、書き出しと接続をONとすることで通信準備が完了します。
プラットフォームの指定¶
- リストは上から順に評価され、該当した場合に応答テキストを処理します。
- 一度条件が成り立つと、それより下の条件は評価しません。
- GPT送付にチェックを打つとGPTプラグインでAI応答させます。チェックが入っていない場合は字幕として表示されます。
- 起動キーワードには正規表現がつかえます。
- コメントを入れた人の名前は $name 、コメント文自体は $message で置き換えが出来ます。
高度な機能¶
Protocol V4対応¶
新機能¶
- interval設定: メタデータでのインターバル制御
- meta情報送信: 詳細なメタデータ付与機能
- 互換性保持: 既存v3プロトコルとの完全互換
技術仕様¶
{
"data": "送信データ",
"meta": {
"interval": 0
}
}
WebSocket通信管理¶
自動復旧システム¶
- 接続状態監視: リアルタイムでの接続状況確認
- 自動再接続: 切断時の透明な再接続処理
- タイムアウト調整: 通信環境に応じた最適化
エラーハンドリング¶
- 通信エラー捕捉: 全通信エラーの適切な処理
- ログ記録: 詳細なデバッグ情報の保存
- 回復処理: 障害からの自動回復機能
メッセージキューイング¶
送信制御¶
- リトライ機能: 送信失敗時の自動再試行
- 優先度管理: メッセージの重要度による制御
- バックプレッシャー: 過負荷状態での適切な制御
パフォーマンス最適化¶
- 非同期処理: UIブロッキングを回避した処理
- メモリ効率: 効率的なリソース管理
- スレッド安全: 安全な並行処理
トラブルシューティング¶
接続問題¶
- ポート確認: わんコメの設定ポート確認
- ファイアウォール: 通信許可の設定確認
- プロトコル: V4対応状況の確認
通信安定性¶
- 再接続間隔: 適切な再接続タイミング設定
- メッセージ重複: 重複送信の防止確認
- ネットワーク: 安定したネットワーク環境確保
制約・仕様¶
- わんコメのバージョンが古い場合はうごきません。
- Protocol V4機能を使用するには、わんコメ v5.0以上が必要です。
- WebSocket接続が不安定な環境では、自動復旧機能により一時的な遅延が発生する場合があります。