クリップボード連携
前提条件
- Windwosのクリップボードにアクセスできる場合のみ使用可能
このプラグインで出来ること
- 音声認識結果のクリップボード転送:確定したテキストを自動的にクリップボードに送信
- 高度な自動入力機能:特定のアプリケーションに直接テキストを自動入力
- 双方向クリップボード連携:クリップボードからゆかコネNEOへの受信も可能
- 話者名付き転送:認識したテキストに話者名を自動付加
- ウィンドウ指定機能:対象アプリケーションを指定した確実な入力
有効化

設定

送信設定
基本設定
設定項目 |
説明 |
選択肢 |
クリップボード送信 |
音声認識結果をクリップボードに送信 |
有効/無効 |
送信内容 |
送信するテキストの種類 |
母国語/翻訳1-4/母国語+翻訳1 |
自動化オプション
設定項目 |
説明 |
効果 |
自動貼り付け |
クリップボード転送後、Ctrl+Vを自動実行 |
対象アプリに即座に貼り付け |
全選択してから貼り付け |
貼り付け前にCtrl+Aを実行 |
既存テキストを完全置換 |
確定時にエンター送信 |
テキスト確定時に⏎キーを送信 |
チャット等での自動送信 |
改行を無視 |
改行文字を削除して1行にまとめる |
単行入力欄での利用に最適 |
名前も送る |
話者名をテキストに付加 |
「話者名/\r\n[内容]」形式で送信 |
対象ウィンドウ指定
- 「特定」ボタン: 入力対象のウィンドウを選択
- ハンドル表示: 選択されたウィンドウのハンドル番号を表示
- フォアグラウンド化: 指定ウィンドウを自動的に前面に表示
受信設定
設定項目 |
説明 |
クリップボード受信 |
クリップボードからゆかコネNEOへのテキスト取り込み |
高度な使用例
1. ライブ配信でのコメント自動入力
設定:
- 送信内容:母国語
- 自動貼り付け:有効
- 確定時にエンター送信:有効
- 対象ウィンドウ:配信ソフトのコメント欄を指定
2. 翻訳結果の文書作成
設定:
- 送信内容:母国語+翻訳1
- 名前も送る:有効
- 全選択してから貼り付け:無効(追記モード)
- 対象ウィンドウ:テキストエディタを指定
3. チャットアプリケーション連携
設定:
- 送信内容:翻訳1
- 自動貼り付け:有効
- 確定時にエンター送信:有効
- 改行を無視:有効(チャット用)
タイミング制御
- クリップボード設定後の待機:50ms
- ウィンドウフォーカス後の待機:250ms
- 段階的なキー送信で確実な入力を実現
トラブルシューティング
自動入力が失敗する場合
- ウィンドウ指定の確認:「特定」ボタンで正しいウィンドウを選択
- アプリケーション権限:管理者権限で実行が必要な場合あり
- 入力フォーカス:対象アプリがアクティブになっているか確認
クリップボードが更新されない場合
- Windows設定:クリップボード履歴が有効になっているか確認
- 他アプリとの競合:クリップボード管理ツールとの競合を確認
- 権限問題:セキュリティソフトによるクリップボードアクセス制限