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VRChat向けOSCプラグイン

前提条件

  • VRChatが動作することが必要です
  • この機能単品では機能しません。ワールドかアバターにギミックが必要です。

このプラグインで出来ること

  • VRChat内に信号を出すことができます。

有効化

VRChat

  • プラグインを使うチェックをONにしてください。

VRChat側でも操作が必要です

  • VRChatのリングメニューでOSCをEnableにする必要があります

起動順序について

  • ツールとしての順序は特にないものの、ユーザレポートによると、ゆかコネを先に立ち上げておいたほうがトラブルが連携いようです。

設定

VRChat

設定 意味
Port VRChat→NEO OSCポートの番号を指定します。デフォルトは 9001 です。
Address NEO→VRCha OSC送付先アドレスを指定します。デフォルトは 127.0.0.1 です。
Port NEO→VRChat OSCポートの番号を指定します。デフォルトは 9000 です。
Native Language 母国語を送ります
Translation Language 翻訳文を送ります
SendType(int) 文字列を数字(アスキーコード)として送ります
Send: Owner only 送信は、このゆかコネ利用者に限定します
ミュート連動 VRChat側でミュートにしたら字幕もOFFにします
左ジェスチャー連動 ジェスチャーに合わせて合成音声の声色を変えます
ルール 音声認識文に特定の文字列を含む場合は、指定したアドレスにデータを送ります

字幕の送付

  • データは /YNC/Text/ja/Int/YNC/Text/ja/String のようなアドレスに送られます。
  • VRChatであれば Stringが受け付けられないので、Intを使うことになります
  • Int の場合は、UTF-8のバイトコードが1文字ずつ送付され、0x00 で終端します。

VRChatテキスト送付

  • 文字が長いと、チャット枠からはみ出て表示されない可能性があります。

左ジェスチャー連動

  • 読み上げ連携プラグインがONになっていないと機能しません。

ルール

  • ルールは、条件に一致したときにそのデータを送付することができる「仕掛け」です
設定 意味
有効(Enabled) この条件を有効化します
モード(Mode) 条件の判断モードを指定します
対象 対象にする言語を決めます(母国語、翻訳1~4)
起動フレーズ 判断に使う起動キーワードです
OSCアドレス OSCに送るための送付先です 例)/OSC1/OSC2
パラメータ 渡すパラメータを指定します。 true/false、 0x00~0xff、0.0~ 、文字列 を指定できます。スペース区切り。
対象者 話者名に指定文字が含まれているときに反応します。空欄の場合は全員が対象です
APIタグ APIから呼び出すときにつかうタグ名です

パラメータの記述

  • Boolean型でデータを送る場合は、false true で記述します
  • 配列で数字を送る場合は 0x00 0x01 のようにスペース区切りで記述します
  • 浮動小数点で送付する場合は 1.0 のように小数で記述します

使い方

  1. VRChatを起動します
  2. Openをおして通信を開始します
  3. VRChat 側で、ChatBoxの表示設定をします。
  4. VRChat のリングメニューでChatBoxをONにします。
  5. 音声認識すると字幕が表示されます。

うまくいかないとき

  • 通信ポートがすでに使われている場合があります。競合ソフトを終了してください
  • 通信ポートの競合が改善できない場合は、VRChat側の通信ポートを変更する方法もあります
  • 通信先が localhost と指定されている場合に通信失敗することがあります。その場合は127.0.0.1に変更します。